グロサリー入門

グロサリー入門~入社前編~

入社前に、グロサリーとは

グロサリーといっても、企業によって実は少しずつ捉え方が違うんです!

調味料や、ラーメン、ペットボトル飲料、お酒など食料品を中心に考える企業もあれば、

トイレットペーパーや食器用洗剤といった日用品、化粧品や文房具も対象としている企業も

あり、一般的なスーパーでは1万、大型スーパーでは10万!!もの商品数が存在します^^

これだけ聞くと、「商品覚えるのが大変そう・・・」や「お客さん対応が多そう・・・」

など負の連想ゲームが始まってしまうことでしょう(笑)

もちろんそれは嘘ではありませんし、お客様の応対に苦戦することは現実あります。

しかし!!安心してください!!

10年間スーパーで勤務し、現在とある企業のグロサリートレーナーである

私もいまだに苦戦しています(笑)

笑っている場合じゃない!とツッコミをいただくかもしれませんが、

すべての商品の特徴を覚えきるなんて一部の天才でしか不可能です!

お客様も多種多様な方々ばかり!そりゃいろいろあるって!!

これが僕からの解答であり、このマインドが20年間続けてこれた理由でもあります。

ただし、商品を覚えたほうがいいのも事実であり、

商品を覚えると自信をもってお客様対応が可能になるのも事実です。

この入社前編では、アルバイトやパートでグロサリースタッフにこれからなろうとしている

方々がグロサリーへ一歩踏み出すきっかけ、安心して面接を受けれる情報を確認します!!

ようこそ!グロサリーの世界へ!!

グロサリースタッフになる前の準備物

これからアルバイト、パート募集に応募します!!という方は、グロサリーって調べたら

「商品の品数が多い」「お客様対応が多い」「動き回り体の負担が多い」など

負のトリプルプレーのような情報が多く出回っています。

そのため、食生活アドバイザーのような資格や高級シューズ、コルセットなど

必要なのでは!?と考える方も少なくないようです。

しかし、安心してください。何もいりません!!!

もちろん社会人としてメモや筆記用具は要りますし、動きやすい靴であるほうがいいです。

元々腰に痛みを感じる方などはコルセットをしたほうがよいでしょう。

ただ、勤務するにあたり資格や1万~2万円の靴を改めて購入する必要はありません。

僕が勤めている会社のグロサリースタッフの例になりますが、

「メモ帳、ボールペン、カッターナイフ、動きやすい靴、動きやすい服」

以上を準備しておきましょう。靴や服は支給している企業もありますので要確認です。

グロサリーの面接。ほしい人材とは

私事ですが、20年間グロサリーとして勤務し、

現在は入社1年目~3年目の若手を教育するトレーナーとして日々奮闘しています。

特に、若手を教育していると

「この子はグロサリーではなく、他の部門のほうが向いてるのでは!?」や

「もっとこうしてほしいんだけどなぁ・・・」って思うことが山盛りてんこ盛りです(笑)

そうした中で、僕が思うグロサリースタッフに求めたいことが厳選して

・テキパキと行動できるひと

・時間を意識して行動できる人

以上2点です。

「え?そんだけ??」と思われたかもしれませんが、できない方が多いのも事実です。

グロサリーとは違う生鮮部門(野菜、果物、お魚、お肉、お惣菜など)は、商品加工があり

商品を創り出すことができます。

グロサリーは基本加工品、工場で商品として完成されたものが出荷され店に届き、

その商品をグロサリースタッフがお店で売場に並べるのが基本の流れです。

僕の持論ですが、「グロサリーは時間を創り出す必要がある」と若手に言い聞かせています

商品を創ることができない分、いかにテキパキと動き時間通りに作業を終わらせるかが

後に求められてくるスキルということになるでしょう。

ただ、初めから身構える必要は全くありません!!

慣れるまでは時間がかかるのは当然ですし、時間もかかってしまいます。

大事なのは、先ほど申し上げた2点を忘れずに持ち続けることです。

面接では、今までできていなかったとしても

「テキパキ行動できます!!」や

「時間内に作業が終わるよう考え改善していくことができます!!」

といったことが言えるといいでしょう!うちの企業にほしい!!(笑)

入社後、はじめにぶち当たる壁

グロサリーの仕事内容のほとんどが、まず商品を覚えないと時間がかかってしまったり

お客様に声をかけられるのが怖くなってしまいます。

商品を覚える方法、それは時間をかけることです。

「は??」「いやいや・・・」という声が聞こえてきます(笑)

ただ、商品を覚えることに近道はありません!!

まずは「調味料がこのあたりにあるなぁ」や「ポテチは何番通路にあるなぁ」

と大きな括りで場所をざっくり把握し、慣れてくれば

「鍋つゆの近くにはポン酢がある!」→「鍋つゆでもごま豆乳や寄せ鍋など種類がある!」

と段階を踏んでいって時間をかけ覚えるしかありません!

といってもただただ眺めているだけでは無駄に時間がかかってしまう、

ひどい場合時間をかけても覚えられないといったことになります。

そうならないためにも、日々仕事をしている中で品出しをした商品の位置は

必ず覚えて帰ることやお客様に聞かれた商品は必ず覚える、今日鍋つゆだけは

覚えて帰るといった意識は必要です。

お客様に聞かれる内容って、結構パターンが決まっていることが多いので

覚えれば次に活かせます!!

1日30品覚えるだけでも、月に15日出勤したとすると450品覚えることができます。

入社後に取り組むこと

はやく戦力になりたい!迷惑かけたくない!怒られたくない!

それならば、まずは先ほどふれていたように商品を覚えることから始めましょう。

若手の教育で、商品を覚えるトレーニングとして実施しているゲームがあるのですが

それはまた次回紹介していきます!!

本日はここまで!お疲れ様でした!!

グロサリー初心者必見!商品をはやく覚えるコツ 商品の多さは最初の難関!商品をはやく覚えるコツ お客様から商品の位置を聞かれても「あれ?どこやったかな?」ということ...