グロサリー入門

グロサリー初心者必見!商品をはやく覚えるコツ

商品の多さは最初の難関!商品をはやく覚えるコツ

お客様から商品の位置を聞かれても「あれ?どこやったかな?」ということや、「品出しや値下げ作業でいつも商品の位置がわからなくなるんだよね・・・」といったことありませんか。商品を探しているとき、お客様からの「あなた店員なのに知らないの?」といった目線で悲しくなりますよね( ;∀;)

悲しき店員

何アイテムあると思ってんねん!!

私はグロサリーで10年間働き、現在トレーナーとして新入社員やパート、アルバイトさんを年間1000人以上指導しています。その中で、新入りスタッフさんには必ずしてもらっている【商品をはやく覚えるコツ】を解説していきます。

今から書くコツを実践することで、商品をはやく覚えることができます。商品を覚えられるとグロサリーの仕事すべてに直結し、そのすべてが効率的に進められるでしょう。

この4つのうちどれかを実践することで、飛躍的に商品をはやく覚えることができます。

  • ゲーム形式で楽しく!お買い物リレー
  • お客様案内ボードを作成!書く×伝える
  • 商品にふれる!品出し×前だし
  • 商品の仕入れから!数字に強い人はこれ

ゲーム形式で楽しく!お買い物リレーで商品を楽しく覚える!!

はやく商品を覚えたい対象者がお題をもらい、お題に書いてある商品を制限時間内に売場からさがしてきてもらう。これがゲーム形式で楽しみながら商品を覚えるお買い物リレーです。

まずは、グロサリーに詳しい方になるべく多くの商品グループを作成してもらいます。1グループ4~8品がベストです。そのグループを紙に1グループずつ書き出してもらい、袋のようなものに入れます。対象者が中を見ずに紙を引き、書いてある商品を探しに行きます。制限時間は、対象者の慣れ具合によって前後しますが1品あたり2分からスタートしてみてください。意外と難しいですよ!(笑)

お客様案内ボードを作成!時間はかかるが、正確に覚える

皆さんも買い物に行ったとき、一度は見たことがる案内ボード。どこにお店が、どこに商品があるかお客様にわかりやすいようにするものですが、その案内ボードを作りながら商品を覚えてもらう方法です。

字が細かく読めない状態ですが、雰囲気はつかんでいただけたでしょうか。自社では、新しく入ってきたスタッフに作成してもらい、実際に売場で掲示するようにしています。実施時間はかかる作業になりますが、時間をかける効果は絶大です。書くことでも覚えることにつながりますが、お客様に見てもらい伝わるようにしなければいけないことが程よい緊張感を生み、自身の商品把握にもつながります。

商品にとにかくふれる!実施回数勝負で商品を覚える

この方法は、工夫というよりもパワーで解決というようなやり方です。やり方といっても品出しと前だしを経験しまくるというシンプルで多少強引(笑)。

品出し君

今日は1000品出すぞぉ!!

自社の場合、平均的なスーパーマーケット規模で1日の入荷商品数は約5000品であり、おおよそ5人で出してもらっているため1人1000品は出してもらっている計算になります。

もちろんただ目の前の商品を出しているだけでは、いつまでたっても覚えられません。出した商品は覚え、周りの商品も同時に覚えられれば飛躍的に商品を把握できます。しかし、人によっては品出しや前だしの作業に集中してしまう方も少なくないため、商品を正確に覚えたい場合は先に紹介した方法をおすすめします。

商品の仕入れ担当!仕入れ→販売から商品覚える

やれる人はかなり限定的になりますが、商品の仕入れを担当してもらうことで責任感を持ち、商品の売れ方や特徴の把握ができることにより商品を覚える方法です。

本来であれば商品の仕入れを任されるまでに商品を覚え、他の値下げ作業や売場作りを学んでから担当しますが、タイプによっては初めから仕入れにかかわるほうが覚えられる方もいらっしゃるようです。

商品を覚えることに近道はない。が工夫はできる!

あらためて本日は4つの工夫をお伝えしてきました。

  • ゲーム形式で楽しく!お買い物リレー
  • お客様案内ボードを作成!書く×伝える
  • 商品にふれる!品出し×前だし
  • 商品の仕入れから!数字に強い人はこれ

毎日毎日同じ作業を、何の意識もしないまま過ごしてしまうと商品を覚えることに時間がかかってしまいます。グロサリーのすべての作業において商品を覚えることはかなり重要です。近道はありませんが、工夫一つではやく覚えられるようにできます。4つすべてをする必要はありませんし、それ以外の方法が覚えやすいのであればそちらの方法でするべきでしょう。大切なのは商品を覚えるために工夫実行することです。

本日はここまで!お疲れ様でした!!